昨年の11月に開催させていただいた、第2回びほくいきいきネット研修会「認知症と地域ケア」へたくさんのご参加ありがとうございました。
研修会では、三次市ふれあいの家えんやから代表の岡崎薫氏によるグループホームの活動報告。庄原市の小規模多機能ホーム本町相扶園管理者、津村直美氏による小規模多機能居宅介護の活動方報告。中央病院緩和ケア内科、佐伯悛成先生による「治さない治さなくて良い認知症ー関わり方のコツー」の基調公演を行っていただきました。
この研修会で実施させていただいたアンケートを以下に掲載させていただきます。また、発表いただいた資料もダウンロードしていただけますので、今後のご参考にして頂ければと思います。
これからも、びほくいきいきネットでは地域医療・介護の参考にしていただけるような研修会も定期的に行っていきたいと考えています。引き続き、びほくいきいきネットをよろしくお願いいたします。
【講演配布資料】
【アンケート実施結果】
1.この研修会には、どのような目的で参加されましたか。
- 認知症へのかかわり方について
- 認知症ケア
- 認知症の方への関わり方を学ぶ
- 認知症介護の実践現場について聞くため
- 個人的に家族のことも考えて関心をもって参加
- 認知症について学ぶため
- 認知症が身近な問題となってきた。
- 認知症の勉強をしたかった
- 再確認として
- 認知症の地域ケアとはどんなものか関心があったため
- 佐伯先生の講演にとても興味がありました
- ボランティアで施設訪問する際の対応を知りたい、我が家でもみているのでその対応を知りたい
- 佐伯先生の講演、認知症ケア実践
- 職場の同僚のすすめで参加
- 認知症ケアの実践が聞けるのと講演をぜひ聞きたかった為
- 認知症の家族の対応のため
- 認知症に対する考え方
- 佐伯先生の講演を聞きたかった
- 業務質向上のため
- 認知症の方のケアを学び実践する
- 現在かかわっている利用者に対して正しい接し方
- 佐伯先生の基調講演を聞きにきました
- グループホーム、小規模多機能の実践を学びたい、佐伯先生の話しが聞いてみたい
- 精神的な支えの関わり方を知りたいと思いました
- 認知症の方、地域でどのようなかかわり方をされているのか
- 認知症についての理解を深めたい
- 在宅での認知症ケアに役立てる、基調講演のテーマに興味があった
- 佐伯先生の話が聞きたいと思い参加しました
- 認知症の方の対応について関心があった為
- 「治らない、治さなくて良い認知症」という演題にひかれて参加しました
- 認知症にどう向かい合えば良かったのかを知りたかった
- 認知症の方への接し方
- 認知症について知識を深めるため
- 認知症と地域ケアの実践について
- 認知症と地域ケアを学ぶため
- 佐伯先生のお話を聞きたくて
- 認知症の理解を深め、支援に役立てたいと思い
- 認知症の方の暮らし方の話を聞く、認知症の方への関わり方
- 認知症の方への関わりについて理解を深める
- 地域でどのように認知症の方々を支えていくかが学びたくて参加しました
- 各々の内容について知識を得るため
- 今後の認知症ケアに役立てるため
- 訪問看護で家族(本人への対応)指導や、本人への対応などについて学ぶ為
- 認知症の知識を深めたい、近隣の施設病院の方々が認知症の利用者に対しどのような対応をされているか知りたかった
- 勉強のため
- グループホーム小規模多機能居宅介護、地域ケアの現状を知りたいと思ったから、講演名「治らない、治さなくてよい認知症」に感心があった
- 認知症についての対応を聞いてみたかった
- 認知症ケアについて、関わり方
- 認知症の方々との関わり方について
- 認知症の研修会(話し)を聞きに行く機会が今までなかったから
- 認知症に対しての参考にしたい
- 介護ロボットの展示、認知症についての講演
- 家族に認知症患者がいる
- 研修内容に興味関心があったため
- 現在、担当ご利用者様が不眠によるケースで悩んでいた事から
- 認知症の理解とグループホーム小規模多機能の生活状態の理解の為
- 認知症の理解を深めるため
- 認知症の施設で働いているため参加したいと考えました
- 認知症に関する内容だったので
- 認知症について
- 在宅で生活される方を支援して上で、認知症、地域との関わりの中で考えさせていただくことが多く、よりリアルな実践について報告を受け現在の仕事に役立てたいと思い参加しました
2.この研修会全体を通して、得たものがありましたか。
- 事業所の取り組みと努力、認知症を支える側の接し方、心構え、家族の支え方で本人の認知症状に影響を与える
- 基本3原則を実行したい
- 佐伯先生のお話は分かりやすくすぐに実践できそうだと思いました
- 人間らしく生きる為の対応、今迄、薬物によって認知症を遅らせるという考え方が強かったが、対応の仕方で認知症を遅らせる対応
- 人との関わり方(地域、職場、他部署)で自分の人生がどう変わるか
- 認知症ケアの具体的な関わり方がよくわかりました、睡眠が大切だということがよくわかりました
- 関わり方が一番大切なのだということを感じた、相手との対話を通してその人にあった関わり方を考えていきたい
- 三次庄原びほくいきいきネット多職種連携会議で研修できないか
- 効率よくより良い物を圏域でできたらと思う
- よかったです
- 患者との接し方を学べた、家族だから許されること許されないこと、老化現象として理解する必要ありなど参考になりました
- 対応する際の根本的な心構えを見直そうと思います。
- 認知症の方との関わり方がよく理解できました
- 認知症の関わり方について、新たな視点があり、とても有意義でした
- 受け止めること、質問力が大切だということを実感しました、「でも」はよくないということ、もっともだと思いました。
- 認知症というものが楽になったような気がした
- 地域密着型サービスとして、地域の中の社会資源を利用されて今迄の暮らしの延長を穏やかに暮らされている様子がわかりました
- 認知症の方への接し方、介護する側の心得等、大変勉強になりました。
- どういうふうに認知症の方に関わればよいかがよくわかった
- いい意味で肩の力が抜けました、とても楽しい、心に響くお話でした
- その方の最期を迎えること、生き方、受け入れ方等について感銘を受けました。
- 認知症について改めて考えることができ、学べた、地域を巻き込んでの取り組みが必要であることを頭において働きかけていきたいと思いを持つことができた
- 認知症は老化現象としてとらえ尊重していく事の大切さを改めて考えさせられました。ケアするに当たって傾聴して穏やかに生活して頂ける様努めたい、グループホーム小規模多機能施設の仕組みと生
- 状態が写真等で理解できた。
- 認知症は病気ではないとのお言葉が心がすくわれました
- かかわり方が大事だということが、よくわかりました。実践につなげていく必要があると思いました。
- 佐伯先生の薬に頼らないといういい話が聞けた
- 関わり方について間違っていた部分の気づき、再認識させて頂いたと思っています。
- 現在、物盗られ妄想の方がおられます。佐伯先生の話を聞いて上手な会話をしていきたいと思いました。大変勉強になりました
- 認知症の関わり方のコツを学びました、子供に返るが尊厳が有るので認知症の接し方には充分気を付けていきたいと思います
- 理解深まった
- 認知症の対応の仕方薬の必要性について知る事ができた
- 認知症のことが具体的によくわかりやすく説明がありありがたかったです。
- 関わり方について勉強になりました
- 認知症についての理解、認知症ケアの対応についてとてもよく分かりやすかった、睡眠の必要
- 緩和ケアに関わる仕事をしている中でたいへん参考になった
- 認知症患者との接し方がわかった、とても参考になった
- 認知症の方、又その家族への対応や助言の仕方を具体的に学ぶことができました。また、グループホームや小規模多機能型居宅介護での実践を知ることができ認知症援助のヒントを得ることができまし
- 。
- 認知症の方に対して、関わり方が大切であることを改めて感じました。
- 大いにあったと思っています。明日からまた努力して行きたいと思います。
- 認知症の方に実際に行っているケアについて具体的な例を聞くことができ、身近なことから行えること、きめ細かい事例を通して参考になりました、福祉用具についてもアシスト歩行器の実際に使うこ
- ができ体感できてよかった
- 終末期のスタッフ、家族、患者様の関わり方について大変参考になりました
- 佐伯先生の話がとてもわかりやすかった
- 本人の話を聞く意向を聞くのが大切、こうあらねばならないと思い込みすぎない様にと感じました
- 人の生き方、死に方を教えて頂いた。医師からの認知症のとらえ方を教えていただき大変有意義であった。
- 写真を中心の報告でとても良かった、明日から現場で心改めて患者様と関わっていきたいと思いました、特に不穏な時、不機嫌な時、話しを傾聴しその症状だけみるのではなく全身状態の観察をしてど
- してそういった症状が出ているのかを考えていきたいと思います。
- グループホームや小規模多機能の施設の内容が写真付きでわかりやすかったです。
- 他の施設ではどのように利用者様とかかわりをされているのか毎日をどのように過ごされているのか等勉強になりました。佐伯先生のお話も大変勉強になりました
- 否定する言語を多く使っていた事に気づきました。
- 少人数の施設ではないので個々に関わることが少くないと思いますが、出来ることから行えればと思います。「でも」など使わず対応していくことなど
- 認知症の人に対する接し方、認知症の考え方、病気でなく老化である、理解できました、今日から認知症の人に対しての関わり方を少しづつ変えていこうと思います
- 「でも」を言わない、本人とのコミュニケーションをとる、この人の言う事なら分かる、聞かなければと思われる様になるよう、コミュニケーションをとる必要性を感じた
- 日々高齢者との関わりに少し自分を見つめ直すことができました
- 認知症は老化現象、治さなくてよい、介護現場において日々接している中で心が楽に感じた、接し方の3原則、基本的態度等、常に頭に置いて働きたいと強く思いました。
- 職場で活かしていく為に勉強になりました
- 与(投)薬について、医師の考え方
- とても得ることがありました、認知症は疾患でないことや認知症の方の関わり方、多くのことを学ぶことが出来ました。自分の施設でも今日教わったことを実践していきたいと思います。
- 認知症は脳の老化であること、薬で治す努力をしてもムダであること、大変参考になりました
- 佐伯先生の講演がよかった、認知症の方の関わり方が少し理解が深まり良かった
3.その他研修内容等に関して、ご意見ご希望等ありましたらご記入ください。
- 佐伯先生のお話がわかりやすく個人的にも親との接し方を考え家族に伝えたい
- すべての方の話にうなずきながら聞かせて頂きました
- また佐伯先生のお話を聞きたいです
- 講演はわかりやすくて、楽しく聞くことができました、認知症はまわりの関わる人達が理解をして接していく事が大切
- 佐伯先生の講演をまた聞いてみたい
- とても良い研修でした
- 看護保険の使い方が同じような状態でも認定がとても違いすぎることがよくある。介護内容の使い方をケアマネさんと家族がよりよい使い方をしてほしい
- 今後もこのような研修は続けて頂きたいと思います
- 終末ケアについて
- 認知症ケアの実践2例を通して人間らしくその人らしく生きて頂くまでのケアプランやケア計画をつくりあげるための参考となりました。とても今回の研修は老いていく自分にとってもありがたいものでした